特色ある授業(2年生後期):情報電子工学基礎実験(PC組立・動作理解)
2年生後期に実施される情報電子工学基礎実験では、4つのテーマについて実験を行います。また、取り組んだテーマの中から、印象に残った実験について発表します。
- テーマA:交流移相・共振
- テーマB:整流・論理回路
- テーマC:PC組立・動作理解
- テーマD:マイコン制御
- 発表会:履修者がテーマを選んで、実験内容やその結果を発表
今回、ご紹介するのは、情報通信分野のテーマCの実験の様子です。最近では、PCの中身を見たことがないという人が増えてきました。しかし、情報電子工学科の学生としては、将来、自分が使う商売道具の中身くらいは知っておいてほしいと考えています。
そこで、この実験では、
- PCの一部の部品の組み付け(時間的な都合で全てではない)
- BIOSによるPCの構成確認と起動・動作設定
- オペレーティングシステムのインストール
- オペレーティングシステムの基本操作
を行い、PCの構造や動作の仕組みに関する理解を深めます。
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| 先生の説明を聞きながら、PCのマザーボードに部品を組み付けていきます。 各部品をどこにつければ良いか、慎重に確認しながらの作業になります。 |
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| ひと通り完成しました。水色の縁が見える部分がCPUです。 分かりづらいですが、その手前にメモリが2枚、刺さっています。 |
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| 蓋を閉める前に、先輩にチェックしてもらっています。 左がSAを担当してくれている先輩です。 この先輩が実験をやったのは2年前ですが、ちゃんと覚えていてくれました。 |
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| 先輩にOKをもらえたので、BIOSを起動して、PCの構成確認と動作設定を行います。 どうやら無事に動きそうです。 これからWindowsとLinux OSをインストールして、基本的なOS管理を学びます。 |



