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活躍する卒業生の声(1)

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 情報電子工学科/電子材料工学科を卒業し、社会で活躍されている方々をご紹介する企画です。  第1回目は、平成11年3月に電子材料工学科を卒業され、現在、古川エヌ・デー・ケー株式会社の取締役・管理統括部長としてご活躍中のK.S.さんに、大学時代の思い出や会社でどのようなことに携わってこられたかなどについて、お話いただきました。 古川エヌ・デー・ケー株式会社 取締役 管理統括部長 K.S.さん 石巻専修大学理工学部電子材料工学科 (現:情報電子工学科)平成11年3月卒業  私は大学では電子材料工学科に所属し、中込研究室で学びました。卒業研究では、GaAs(ガリウムヒ素)を用いた水素検知スイッチング素子について取り組み、研究室の一角にある暗室で、ひたすら電圧や電流の測定を行っていた記憶があります。当時の中込研究室は先生はじめ、同期のメンバーも皆アクティブで研究室対抗の球技大会で盛り上がったり、よく飲みに行ったりしていました。  就職活動に際して、以前から物作りの仕事に就きたいと思い、製造業を中心に就職活動を進め、数社の工場見学をさせて頂きました。たまたま地元企業で水晶デバイスを製造している当社を知り、工場見学の際に、ざっくばらんで本音でお話を聞いてくれる、雰囲気が良い会社であることが分かり、入社を決めました。それから26年間、あっという間でしたが、技術部、製造部、海外赴任や関係会社への出向も経験し、管理部で人材採用などにも関わり、現在に至ります。多くの経験を通じて人生観も大分変りました。  私の勤める古川エヌ・デー・ケー㈱は、日本電波工業㈱(NDK)の子会社で、宮城県大崎市古川に拠点を構え、水晶デバイス(水晶振動子・水晶発振器)の製造を行っています。車載用水晶デバイスでは世界シェア約50%を誇る、世界シェアトップクラスのメーカーです。また、当社はこの水晶デバイスに使用する、水晶ウエハの加工も行っており、社内で一貫生産が可能なことが特徴で、大型水晶ウエハの製造においてもその加工技術は世界No.1であると自負しています。  水晶デバイスは、スマートフォンやワイヤレスイヤホン、車載機器など、電波で信号をやり取りする必要がある機器ではその基準となる不可欠な部品であり、例えばスマートフォンには3~4個、車載ですと1台の車には50~150個の水晶デバイスが使われています。直接目にする...

オープンキャンパス・学生による学科紹介・展示(7月)

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 7/20(日)に 学生主体のオープンキャンパス が開催されました。 本年度からの試み で、在学中の学生さんが教員とは違う視点で学科の学びや学生生活の魅力を紹介してくれる企画です。情報電子工学科は2年生の刈谷さんが紹介してくれました。 学生による学科紹介 自己紹介をしている様子です。この後、学科の魅力を紹介してくれました。  また、7月26日と27日には、理工オープンラボを開催しましたが、 コンピュータテクノロジー愛好会 が、急遽、展示に参加してくれました。サークルを紹介してくれたのは、 過去の記事 にも登場した佐藤優樹さんです。  裸眼で立体映像を見ることができる3D映像システムを展示してくれました。佐藤さんの説明によると、ステレオ立体視と同様の原理を使ったもののようですが、とても面白かったです。表示していた映像は、同期のKさんがUNITYを使って作ったそうです。Kさんも佐藤さんに呼ばれて来てくれました。もしかすると、次回のオープンキャンパスにも展示してくれるかもしれません。期待しています。 コンピュータテクノロジ愛好会の展示です。右で説明しているのが佐藤さん。 中央のキャラが立体的に見えます。確かに立体的でした!

特色ある授業:現代工学概論(第10回から第12回)

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  現代工学概論は、機械工学科と共同で展開している授業の1つで、「工学とは何か」、「様々な工学の例」をオムニバス形式で紹介する講義です。情報電子工学科と機械工学科の学生が一緒に学び交流できる貴重な機会でもあります。 今回は、第10回から第12回の講義を紹介します。 第10回講義 地球温暖化+人工知能(機械工学科 稲毛先生)  最近、物凄く暑いですね。私が学生の頃(30年以上前)は、ここまで暑くなかったと思います。まだ6月なのに真夏日や猛暑日となる、あるいは大規模な水害や土砂災害を引き起こすレベルの悪天候(異常気象)となる要因の一つが地球温暖化であると言われています。  稲毛先生の講義は、この地球温暖化を抑制するための技術や、その実現手段としての人工知能の活用に関するもので、学生さんと意見交換をしながら授業が進められました。 稲毛先生の講義の様子です。授業のテーマを書いて、今日の内容を説明しているところです。 第11回講義(前半, 情報電子工学科 惠原先生)  惠原先生の講義では、学生時代からこれまでの研究の取り組みが紹介されました。惠原先生の研究は、化学、半導体、材料の基礎物性、セラミックス材料、若返りの薬と変遷していき、現在は生成系AIとなっています。半導体やセラミックス材料については、既に、中込先生、安田先生、工藤先生が話されているので、学生さんも聞きやすかったと思います。  ところで、セラミックス材料の次が若返りの薬というのは、一体どういう繋がりなんだろうと考えてしまいましたが、惠原先生のベースにあるのは化学だそうですので納得しました。  講義では、化学の知識と技術を学生時代に必死に勉強したからこそ、これだけ幅広い分野に対応できるということを力説されていました。さすがに生成系AIは関係ないと思いますが。。。 惠原先生の講義です。今年から情報電子工学科に戻られたため、自己紹介から始まりました。 スライドの右下にいるのは、生成系AIで作った猫でしょうか。 第11回講義(後半, 情報電子工学科 阿部先生)  後半は、阿部正英先生が、信号処理をベースにした研究について話をされました。まず、学生のみなさんが信号にどのようなイメージを持つのか?というアンケート調査の結果を、ワードクラウドで説明をするところから始まりました。みなさん、「信号機」を想像したようで、ある...

南三陸高校の皆さんが模擬授業に来てくれました。

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去る6月25日に、南三陸高校の1年生の皆さんが、大学見学会で石巻専修大学に来てくれました。このうち、13名の皆さんが、私が担当する模擬授業を受けました。 地理情報システムプログラミング体験と題した授業では、デジタルマップに情報を載せる技術やその利点を説明した後、Pythonを使った演習を行いました。 演習では、皆さんの母校の南三陸高校に マウスオーバーすると、高校の説明が表示されるギミック付 マーカーを配置した デジタルマップを制作しました。短い時間でしたが、全員、デジタルマップを完成させることができて良かったです。 大学公式ページのTOPICS にも記事が掲載されていますので、よろしければご覧ください。 最初に、地理情報システムについて私の方から説明をしました。みなさん真剣に聞いてくれています。 説明の後、南三陸高校の情報をデジタルマップに載せてもらいました。 まず、南三陸高校の緯度・経度を調べ、学校を表すマーカと色を決めました。 次に、テンプレートプログラムに、調べた情報と学校の説明をプログラミングしました。 こちらが演習で制作したデジタル地図です。 カーソルを合わせると、説明が表示されるマーカーを配置しました。 Python+Foliumで実現しています。

ETロボコンミーティング

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情報電子工学科では、木村先生の指導の元、有志の学生さんたちがETロボコンに参加しています。 ETロボコン はレゴ(R)エデュケーションSPIKE(TM)を使った競技を通して、組込みソフトウェア開発技術に関するPBLの機会を提供することを目的とした大会です。組込み技術者を目指す幅広い層の人が交流できる場としても提供されています。 本年度は、株式会社マイナビEdge様と産学共同で出場するそうで、去る7月4日(金)にマイナビEdgeの鈴木様を迎え、ミーティングが行われました。私も参加させていただきました。 はじめに、今年で3回目の参加となる4年生の安藤さんと、2回目の参加となる3年生の鈴木さんから、ETロボコン参加への意気込み、目標、ロボットの開発状況について説明があり、その後、マイナビEdgeの鈴木様からご質問、アドバイスををいただきました。 私はETロボコンをよく知らないのですが、結構、本格的にロボットの制御ソフトウェアを開発しているようにみえました。まだ開発途中のようですが、ロボットは非常にスムーズにコースを周回しており、マイナビEdgeの鈴木様も感心されていました。 今後は7月19日の試走会に向けて完成を目指すそうです。 安藤さんと鈴木さんから参加への意気込みや目標について説明がありました。 技術教育を目的とする大会だけに、ここが重要のようです。 進捗状況の説明です。学業の合間を縫って頑張っているようですが、スケジュール通りに行かないことも多々あるようです。そこも含めて楽しそうですが。 マイナビEdgeの鈴木様とのディスカッションの様子です(左が鈴木様、右側手前が3年生の鈴木さん、奥が4年生の安藤さんです)。鈴木様からは、昨年度実施されたETロボコン2024の情報やアドバイスをいただきました。企業の方とディスカッションする機会はあまりないので、非常に良い経験だと思います。 ETロボコン2025の実際のコースを走らせている様子です。 ただし、4倍速です。 なお、ETロボコンについては、情報電子工学科のInstagramでも紹介されています。ぜひ、ご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 石巻専修大学理工学部情報電子工学科(@official_isu_ie)がシェアした投稿

IT業界&職業研究セミナー

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3年生向け キャリア教育の一環 として、 株式会社アルク様 のご協力のもと、 IT業界&職業研究セミナー を実施しました。情報電子工学科の 木村先生 が、段取りを整えてくれました。 セミナーは、働くことの何に価値を見出すか、各自のライフスタイルにあった働き方、その実現のためにすべきことなどについて、各自が模索するところから始まりました。3年生の皆さんは就職に対する意識が高いようで、メモをとりながら真剣に聞いていました。質問も序盤から積極的に出ていました。 私は、会議のため、最初の15分しか参加できなかったのですが、具体的かつ現実的な話で面白そうでした。最後まで聞けなくて残念です。私も今後の人生のために、自分のライフスタイルにあった働き方とかを学生さんと一緒に考えてみたかったです。 このセミナーをきっかけに、学生さんが自分にあった就職ができればいいなと思います。 はじめに木村先生からセミナーの内容と講師の方が紹介されました。今日のセミナーのために、株式会社アルク様から3名の方が来てくれました。暑い中、ありがとうございました。 今日のアジェンダが紹介されました。 セミナーの目的、働く価値観、会社が求める人材、IT業界について、アルク会社概要、先輩社員の働き方、質疑応答、先生のご好評 提示された選択肢から、自分にの考えにあった価値観を選んで書き込んでいるところです。 選んだ内容を掘り下げて、自分の進むべき道を模索していく作業のようです。 作業以外にも講師の方の説明をメモしている学生さんもいました。 自分の将来に関することだけあって、みなさん真剣です。

大学の景観【図書館そばの紫陽花】

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 まだ、梅雨入りしてから、たいして雨も降っていませんが、この時期は、図書館のそばにある紫陽花(あじさい)が咲きます。こじんまりとしてますが、さまざまな色の花が咲いてとても綺麗です。また、この場所は2階通路のちょうど下にあるので、上から見ることもできます。ちょっと怖いですが。今回は、数十枚くらい写真を撮ったので、その中から7枚ほど掲載します。 図書館側にある紫陽花です。他にもあちらこちらに咲いています。 2階通路から見下ろすと、こんな感じで見えます。高いところは苦手なので、寄るのはこれが限界でした。 青色の紫陽花です。自分はこの色が一番好きです。 ピンク色の紫陽花です。 白い紫陽花です。うまく撮らないと白飛びするので大変でした。 ガクアジサイです。この色はいっぱい咲いています。 こちらもガクアジサイですが、ピンクっぽい色をしていて珍しかったので撮りました。

オープンキャンパス・理工オープンラボ(6月)

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 6/21(土)と6/22(日)にオープンキャンパスが開催され、情報電子工学科では、機械工学科と共同で学科紹介とオープンラボを実施しました。そのときの様子をご紹介いたします。 皆様、暑い中、ご来場いただきありがとうございました。 まず、情報電子工学科→機械工学科の順に学科紹介が行われました。情報電子工学科の学科紹介では、学科の成り立ちや目的から始まり、コース、学びの特徴、卒業研究、就職などについて説明がありました。 ところで、周りの音で声が聞きづらかったようです。大変失礼いたしました。 電気電子コースの惠原先生が、生成AIで猫や豚の動画を生成し、展示してていました。なかなかの人気だったと思います。猫や豚に羽が生えて飛んでいましたが、理由を聞くと、あまりリアルにすると生成AIなのか本物なのか区別がつかないためだそうです。 このブースでは、情報通信コースの劉先生が、コンピュータウィルスのデモをしていました。 ランサムウェアと呼ばれるウィルスのデモだと思います。劉先生は、このようなコンピュータウィルスを検出したり、暗号化によって通信の安全性を高めたりする研究をしています。 このブースでは、阿部正英先生が信号処理や、それをベースにした画像処理について説明していました。画像処理の専門だけあって、55インチの大きなモニタで展示していました(専門は関係ないかも?)。 写真はタイムラプスという技術について説明しているところだと思います。 このブースでは、木村先生がVRのデモンストレーションを展示していました。VRのデモプログラムは、写真左の黒い服を着た学生さんが制作したもののようです。後で話を聞きましたが、この学生さん、VRに関して物凄く詳しいです。

大学の景観【本館正面入口から見える風景】

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情報電子工学科の中込先生が、本館の正面入り口から石巻駅の方角を見た風景を撮ってくれました。天気が良かったとのことで、緑が非常にきれいに見えています。 来週から天気が悪いようなので、この写真が気晴らしになればと思います。 大学本館正面の景色

特色ある授業:現代工学概論(第7回から第9回)

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 現代工学概論は、機械工学科と共同で展開している授業の1つで、「工学とは何か」、「様々な工学の例」をオムニバス形式で紹介する講義です。情報電子工学科と機械工学科の学生が一緒に学び交流できる貴重な機会でもあります。 今回は、第7回から第9回の講義を紹介します。 第7回講義 前半: 半導体技術が拓くナノテクノロジー(情報電子工学科 安田先生)  ナノテクノロジーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。安田先生の話によれば、ナノメートル(1ミリの100万分の1)サイズの非常に小さなものを取り扱う技術の総称だそうです(加工技術や観測技術など)。 今日はコンピュータ室を使って授業が行われました。 まず、安田先生がナノテクノロジーに関する講義を行いました。  そうはいっても、具体的にどれくらい小さなものであるか、その感覚がわかりません。 文部科学省のナノテクノロジーに関する解説ページ では、 地球の直径に対する1円玉の直径と説明されています。今日の講義では、まず、この辺りの大きさの感覚について、一般的な人間のサイズを基準に説明したのち、ナノテクノロジーを支える技術の一つである半導体技術が紹介されました。半導体技術に関しては、 第5回講義 で中込先生が話されていたので、少し聞きやすかったのではないでしょうか。 人間を基準とするとナノスケールとはどの程度のものか。。。 小数点以下の0の数に注目です。 後半: 情報セキュリティとは(情報電子工学科 劉先生)  最近、「***がハッキングされた」とか、「ランサムウェアに感染して身代金が...」などのニュースを聞くことがあると思います。インターネットが普及したことで、コミュニケーション、エンターテインメント、ショッピング、バンキングなど、様々な面で利便性が向上した一方で、これを悪用した犯罪も増えています。情報セキュリティは、安心・安全で豊かな社会生活を送るためには必須の技術であり、情報電子工学科でも多くの学生さんが、この技術を学ぶために劉先生の研究室を志望しています。  この授業では、情報セキュリティの3つの要素、機密性(情報漏洩しない)、可用性(コンピュータがダウンしない)、完全生(情報が改ざんされない)を中心に講義が行われました。 機密性(Confidentiality)、可用性(Availability)、完全性(Integ...

情報電子工学科の3年生が宮城県警察サイバー防犯ボランティアを委嘱されたようです。

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  6月11日のTOPICS に、情報電子工学科3年生の佐藤優樹さんが、 宮城県警サイバー防犯ボランティアの委嘱を受けたという記事が掲載されていました。 情報電子工学科からは、毎年、ボランティアの委嘱を受ける学生さんがいます。昨年度と2年前の学生さんは、どういう偶然か、私の研究室に所属しています。  今後は、宮城県警察の職員からレクチャーを受けながら、定期的なサイバーパトロールでインターネット上の 違法な情報や有害情報を見つけ、 犯罪を 未然に防止したり、被害を食い止めたりするとのことです。  佐藤さんは、 次世代エンジニア育成プログラムを修了しており 、また、コンピュータ系のサークル活動も熱心に取り組んでいて、今後の活躍に期待しています。 委嘱状を受け取る佐藤さん 委嘱式後の集合写真です。佐藤さんは前列左から4番目。

フレッシュマンセミナー:リメディアル教育(数学の復習)

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 今回のフレッシュマンセミナーは、 リメディアル教育の一環として数学の復習 を行いました。工学系の分野において、数学は最低限必要なものです。そこで、 学科ではフレッシュマンセミナーで数学リメディアル教育を、理工学部では数学寺子屋を展開して学生さんを支援し ます。  入学したばかりで意識するのは難しいですが、国語、数学、英語などの基礎科目は、将来、 就職活動をする際に、最初に、その能力が問われます。 ここをスムーズに通過するためにも、 基礎科目の能力を磨きつづけることが重要 です。  今日は、オーソドックスに、先生が講義を行った後、学生の皆さんが演習問題を解くというスタイルで授業を進めていました。私が取材に行ったときは、演習問題に取り組んでいるところでした。来週は、今日学んだことについて、EXCELなどのツールで、工学における具体的な使い方を学ぶ予定です。 先生から出された演習問題を解いています。 使用している教科書です。多くの先生から評判が良いもののようです。

ブログ開設:惠原研究室・佐々木研究室

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 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、惠原研究室と佐々木研究室がそれぞれブログを開設しました。情報電子工学科のブログにリンクが掲載されています。是非、ご覧ください。 惠原研究室のブログ 最近注目されている生成AIを使った画像が掲載されています。最近、こちらの研究も始められたのでしょうか? 佐々木研究室のブログ 計算機応用の部屋という名前で公開していますが、研究室のブログで間違いありません。主に、超小型のシングルボードコンピュータを使って製作した実験システムや応用システムを紹介しています。

理系女子入試向け学科紹介

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理系女子向け学科紹介はこちら  2026年度入試では、学校推薦型選抜(公募推薦) 理系女子という入試制度が新設 されました。そこで、情報電子工学科では、この 理系女子入試制度 に向けた学科紹介を作成しました。女子学生を中心に、情報電子工学科の卒業生/在学生の声や取り組んだ卒業研究、就職先などを紹介しています。  プログラミング、AI、IoTなどの情報通信分野や、政府をあげて取り組まれている半導体、エレクトロニクスあるいは電気関係の社会インフラに興味のある理系女子の方には是非ご覧いただきたいと思います。また、お知り合いに興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。  

公式Instagramを開設しました。

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公式Instagram 情報電子工学科の木村先生と有志の学生さんたちが中心となって、公式Instagramを開設しました。初投稿は、先日、実施されたフレッシュマンセミナーの写真と動画です。 Instagramから official_isu_ie で検索するとでてきます。 この投稿をInstagramで見る 石巻専修大学理工学部情報電子工学科(@official_isu_ie)がシェアした投稿 木村研究室( isu_kimura )と佐々木研究室( isu_se_ie_sasakilab )のInstagramも同時公開です。是非、ご覧ください(興味があったらフォローしてください)。 この投稿をInstagramで見る グラフ理論研究室(木村研究室)(@isu_kimura)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 佐々木研究室(@isu_se_ie_sasakilab)がシェアした投稿

特色ある授業:現代工学概論(第4回から第6回)

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現代工学概論は、機械工学科と共同で展開している授業の1つで、「工学とは何か」、「様々な工学の例」をオムニバス形式で紹介する講義です。情報電子工学科と機械工学科の学生が一緒に学び交流できる貴重な機会でもあります。 今回は、第4回から第6回の講義を紹介します。 第4回講義  前回はSDGsに関するグループワークを行いましたが、5月12日の講義では、 機械工学科の梅山先生に、【SDGsまちづくりと将来モビリティ】というテーマ で、お話いただきました。気合の入った厚い資料が用意されていました。  自己紹介のあと、未来に向けた石巻市のまちづくりや、そこにおけるモビリティ活用について紹介していただきました。 # 梅山先生は、石巻市との共同プロジェクト【 石巻市将来都市研究】や【 石巻市SDGsモデル事業グリーンスローモビリティ研究】を手がけておられます。 まずはブログ( 石巻専修大学モビリティ研究室 )で自己紹介です。 ここから講義開始です。 石巻のまちづくりとモビリティ活用の概要を紹介 第5回講義 前半: 半導体デバイスの歴史(情報電子工学科 中込先生) エジソンの白熱電球の例で、電子について説明したのち、真空管、トランジスタ、集積回路と 半導体の歴史 について説明がありました。コンピュータやその主要パーツであるCPU、メモリの発展に関連づけた話で面白かったです。 その後、 半導体の作り方 について説明がありました。集積回路で使われるミクロな世界のトランジスタの作り方です。私も、大学の講義で習ったような気がします(講義を受けただけで、作る方は集積回路のCAD設計止まりでしたが)。 半導体デバイスの歴史に関する講義でした。タイトルスライドの背景は、 大学の景観【桜並木】 で紹介した写真だと思われます。 集積回路で使われるトランジスタの作製手順を教えてもらいました。 後半: バーチャルリアリティの世界(情報電子工学科 木村先生)  バーチャルリアリティという言葉について説明がありました。 バーチャル という言葉と 仮想 という言葉は、 厳密には異なる ものである、という大変勉強になる話でした。仮想現実感より、人工現実感という言葉の方が適当のようです。  その後、バーチャルリアリティの歴史、応用例について、ムービーやアプリを使って説明されました。また、過去の卒業研究生が制作したVR...