2012年11月14日水曜日

菅原教授が大阪工業大の寺田教授らと共同研究、成果を論文発表


この度、菅原澄夫教授は大阪工業大学のナノ材料マイクロデバイス研究センターの寺田二郎教授らと2軸加速度センサに関する共同研究を行い、その成果をJJAP(応用物理学会刊行の英文論文誌)に発表した。

Construction of Two-Axis Acceleration Sensor Using a Cross-Coupled Vibrator」, Jpn. J. Appl. Phys., Vol. 51 (2012) pp. 106602-16. By Jiro Terada, Yasutomo Uetsuji, and Sumio Sugawara.

本論文では、菅原教授が考案した高性能横振動子を4個クロス型に機械的に平面結合させて、その中央部で質量に接合させた新しい構成の2軸加速度センサが提案されている。クロス型振動子の結合振動を利用すると、4個の振動子を一つの共振周波数で駆動させることが可能で、センサの駆動及び検出方法の大幅な簡略化が図れる。

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