特色のある授業:情報電子工学応用実験

前期に引き続き、情報電子工学応用実験が始まりました。 1年を通して以下の4つのテーマに取り組んでいます。 テーマA:オペアンプ,発振回路,発表 テーマB:半導体デバイス テーマC:ロボット制御 テーマD:画像信号処理 今回は、 テーマD画像信号処理 を紹介します。 画像は、人工知能やコンピュータ制御で使われる非常に重要なセンサ情報の1つです。画像からは、そこに映っているモノの大きさ、色、輪郭など、さまざまな情報が得られます。さらに、物体までの距離を測ったり(3次元計測)、物体の種類を判別したり(物体認識)できますが、その結果は自動車の自動運転や農作物の選別、あるいは防犯システムなどに応用されます。 画像信号処理の実験では、MATLABという画像解析ソフトウェアを使い、画像データの扱い方や解析技術などを学びます。私が見学に行った際には、スマートフォンで撮影した画像やウェブからダウンロードした画像などをMATLABプログラミングにより読み込み、画像サイズ、記録形式、撮影機器、撮影日時などの情報を抽出していました。 もう少し先に進んだら、また紹介しようと思います。 自分のスマホで撮影した画像をMATLABで読み込み、画像の情報を抽出しています。 スマホの機種までしっかり出ていました。 スマホ画像をウェブに載せる際には注意が必要なことがよくわかります。 実験の中間報告をしています。スマホ画像とウェブ上の画像に加え、MATLABプログラミングによる自動生成画像の情報抽出もやっていたようです。