特色ある授業(2年生後期):情報電子工学基礎実験(整流・論理回路)

  2年生後期に実施される情報電子工学基礎実験では、4つのテーマについて実験を行います。また、取り組んだテーマの中から、印象に残った実験について発表します。

  • テーマA:交流移相・共振
  • テーマB:整流・論理回路 
  • テーマC:PC組立・動作理解
  • テーマD:マイコン制御
  • 発表会:履修者がテーマを選んで、実験内容やその結果を発表

 今回、ご紹介するのは、電気電子分野のテーマBの実験の様子です。テーマAは、抵抗、コンデンサなどの電気部品を使った回路に関する実験なのに対して、テーマBは、ダイオード、トランジスタ、ICなど半導体部品を使った回路に関する実験です。

 この実験では、

  • ダイオードによる整流
    • 整流は、スマホの充電器や家電製品のACアダプタで使われる技術です。
  • 論理回路の基本動作
    • コンピュータのハードウェアは、論理回路で構成されています。
について、実際に回路を組んで、その動作を確認します。写真は、整流回路に関する実験を行っているときのものです。論理回路の実験は、取材にいくまもなく終わってしまっていました。

右下が整流回路です。オシロスコープで回路の出力波形を観測しています。
写真のようなシステムで実験を行いました。
右下がブレッドボードを使って組んだ整流回路です。

オシロスコープによる計測結果です。はたして、組んだ回路通りに動作しているのでしょうか?
オシロスコープという装置で回路の出力を測定します。
紫色の波形が測定結果です。

測定結果を先生にチェックしてもらっています。
いくつか質問も受けているようです。
はたして、組んだ回路は正しく動作しているのでしょうか?




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